お金を貯めるためには、「お金を稼ぐこと」と「お金を節約すること」、この2つを同時に行うことが必要です。
同時に行うことで、加速的にお金が増えていきます。
さて、毎月の支出の中でも電気代の占める割合はかなりありますよね。
なぜかというと、電気を使う機器が家の中にたくさんあるからです。
テレビ、ビデオ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、パソコン、電子レンジ、こたつ、掃除機、etc。
だからもし、電気代を節約できればお金を早く貯めることができます。
今回は、実際に電気代の節約に効果がある方法をご紹介します。
1、エコな電気製品に買い替える
電気製品を消費電力が小さなものに変えると電気料金が安くなります。
昔の家電製品を使い続けている。このような人は多いと思います。
ですが、昔の家電製品って結構消費電力が高かったりします。
例えば、エアコン。10年前のエアコンと比べると現在の最新エアコンは消費電力が、1割ぐらい少なくなっています。
つまり、エアコンを買い替えると10%電気代が安くなるってことです。エアコンは夏と冬にかなり使う家庭が多いと思うので10%という数字はかなり大きいです。
また、テレビ。大型の液晶テレビを買う場合、50インチよりも40インチの方が電気代は安くなります。
その他にエコな電気製品に買い替えた方がいいものは、パソコン、照明、冷蔵庫など。
もし、これらの電気製品が古かったら買い換えを検討してみるといいでしょうね。
2、電力会社を変更する
契約している電力会社を変えることで、電気料金が実質安くなります(直接、安くならなくても、他のサービスとの抱き合わせにより安くなる)。
電力の自由化がスタートしてしばらく経過しました。ですが、実際に電力会社を変えた人はまだ少ないようです。
たぶん、電力会社を変えるメリットがよくわからなかったり、面倒だったりするためかとと思います。
確かにいざ調べてみると、電力会社はたくさんあるし、家庭によりどこの電力会社が一番お得になるかは異なり理解するだけでも大変です。
新しい電力会社を決めるまで、かなり時間がかかるはずです。ただ、一度やっておけばあとは楽になります。
3、契約アンペアを小さくする
契約アンペアを小さくすると電気料金が安くなります。
契約アンペアとは、最大の電気量のことです。
一般家庭では、10A、15A、20A、30A、40A、50A、60Aの7種類があります。
契約アンペアが違うと基本料金が異なります。
例えば、東京電力なら10Aなら280.8円/月、60Aなら1684.8円/月です。
今使っている契約アンペアが適正なら変える必要はないですが、もし、必要な最大電気量が大きめになっているなら、1つ下の契約アンペアに変えることで、電気料金が節約できます。
4、電気製品の電源を元から消す
電気製品の電源を元から消すことで、電気料金が安くなります。
今、リモコンが付いている電気製品が増えています。とても便利です。
しかし、リモコンが使える状態は電気製品にずっと電気が流れているため、その間電気を使っています(待機電力)。
ですので、電気代が結構かかってしまうのです。
引用元: 日本国内の世帯数と待機電力
どうでしょうか。待機電力のある電気製品はかなりありますね。
例えば、ガス給湯器。夜などは使わないことが多いのでしょうから、風呂場やキッチンにあるコントロールパネルでスイッチを切っておくと電気は節約することができます。
モデムやLANなどは、夜中に使わなければコンセントから直接、電源を切ると節約になります。この時、電源をオン/オフできるコンセントを使えば楽に切れます。
5、使っていない電気製品を消す
使っていない電気製品を消すことで、電気料金が安くなります。
誰もいないのにテレビがついていたり、部屋の明かりがついているってことはありますよね。
これって電気代の無駄です。こまめに電気を消すことで、電気代を節約できます。
消すことが面倒であれば、人感センサーやタイマーなどを利用することで、自動で消すことが可能となり手間がかかりません。
6、電気製品のメンテナンスをする
電気製品のメンテナンスをすることで、電気料金が安くなります。
電気製品も使い続けると、性能が落ちてきます。すると、より多くの電気を使う必要が出てきます。
例えば、エアコン。フィルターにゴミがたまっているとエアコンから吹き出す風の量が減ります。
すると、よけいに電気を使わないと目的の温度を維持できません。だから、電気代が上がってしまうのです。
フィルターを掃除してエアコンの性能をよい状態に保っておけば電気代が上がらないので節約になります。
メンテナンスをした方がいい電気製品としては、エアコンの他に掃除機、冷蔵庫、洗濯機などです。
7、電気製品の利用を控える
電気製品の利用を控えることで、電気料金が安くなります。
電気製品は使うと便利なのでつい使ってしまうと思いますが、使わないで済む場合はあえて使わないようにします。そうすれば、電気代の節約になります。
例えば、掃除機。小さな目に見えないようなゴミや手が届かない場所では便利です。でも、比較的大きなゴミしかないのであれば、ほうきでも十分です。
テレビの場合。テレビをだらだらと見ないで、見る時間を決めておくことで電気代の節約になります。
8、環境を変える
環境を変えることで、電気料金が安くなります。
例えば、夏に窓を開けて風通しをよくしたり、すだれを使って日陰を作ったり、外に打ち水をすれば涼しく感じられるのでエアコンを使わなくても済んだり、設定温度が高くても快適に過ごすことができます。
また、冬であれば雨戸をしっかり閉めたり、カーテンの布地が厚い物を使えば、エアコンの使用しなくてもよかったり、設定温度が低くても暖かく過ごすことが可能です。
9、グッズを使う
グッズを使うことで、電気製品を使わなくて済むので電気料金が安くなります。
夏に寝苦しいときなど、氷枕を使ったり、熱を放出しやすい掛け布団を使ったりすると快適に過ごせるので、エアコンを使用しなくても済んだり、エアコンの温度が高くてもぐっすりと眠ることができます。
また、サーキュレーターや扇風機とエアコンを併用することでエアコンの設定温度を低くできるので、電気代の節約になります。
そして冬、寒くて眠れない時、厚手のパジャマを着たり、湯たんぽを使うことで電気毛布がなくても快適に眠れます。
10、電気料金をチェックする
電気料金をチェックすることで、電気料金に対する節約意識が高くなり電気料金が安くなります。
「今、月々の電気料金がいくらか知っていますか?」
電気料金がいくらかわからないと、節約しようという意識にはなりません。
電気料金が高いということを知ることで、安くしようと思えるからです。
また、実際に電気の節約のために行動して、実際に電気料金が安くなると「もっと、節約をしよう」という気持ちになり、さらに節約ができるようになりいい循環ができます。
まとめ
電気代を確実に節約するための10の方法は以下のようになります。
1、エコな電気製品に買い替える
2、電力会社を変更する
3、契約アンペアを小さくする
4、電気製品の電源を元から消す
5、使っていない電気製品を消す
6、電気製品のメンテナンスをする
7、電気製品の利用を控える
8、環境を変える
9、グッズを使う
10、電気料金をチェックする
電気は毎日使うものです。
だから、電気の節約は習慣にしてしまうのが最も節約効果が高くなります。
電気の節約で浮く金額はバカになりません。積極的に取り組んでいくと、いつの間にかお金が貯まっていますよ^^。